1,000万円台の家の実例・間取り図をご紹介｜ローコスト住宅の家づくりに役立つコツと注意点も

1,000万円台の予算でも、工夫次第でおしゃれで暮らしやすい家を建てることは可能です。

そこで今回は、山梨・甲府の『入沢工務店』が1,000万円台で建てられる住まいの広さを解説し、予算内で検討できる家の実例や間取り図をご紹介します。

ローコストの家づくりを実現するためのコツと注意点もお伝えしますので、ぜひ家づくりにお役立てください。

「費用を抑えつつ、暮らしの満足度が高まるマイホームを建てたい」とお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。

1,000万円台の予算でもマイホーム建築は可能

1,000万円台の予算でも、建物の内容次第ではマイホームを建築することは可能です。

例えば、30坪の家を建てる場合、坪単価による建物の価格は次のようになります。

税込価格まで考慮すると、坪単価60万円までの住宅会社なら30坪の建物を建てられます。

ただし、オプション工事などによって追加費用がかかるケースも想定し、坪単価50万円台の住宅会社に家づくりを任せられると安心です。

注文住宅の場合でも1,000万円台の家づくりはできるのか

注文住宅の場合でも、面積や建物のグレード次第では1,000万円台の家づくりは可能です。

ただし、予算内に収めるためには、ベースとなる坪単価が低い会社を選ぶ必要があります。

そのような会社の場合、注文住宅だったとしても自由度が低く、希望する間取りや設備が採用できないケースもあるため注意が必要です。

事前に建物の標準仕様や自由度を把握し、満足できる家づくりができるのか確認しましょう。

建物本体＋諸費用でも1,000万円台の予算に収まるのか

建物の本体価格に諸費用を合わせた場合でも、1,000万円台の予算に収まるケースもあります。

土地を所有している場合、建物価格と諸費用は次のような割合になるケースが一般的です。

• 建物本体価格：全体の約70〜80％
• 諸費用：全体の約20〜30％

建物価格が全体の80％、諸費用が20％と仮定した場合、1,000万円台で収まる資金計画をシミュレーションします。

• 建物総額1,999万円＝建物価格1,599万円＋諸費用400万円

建物本体に約1,600万円前後の費用をかけることが可能です。

土地なしだと1,000万円台の予算では難しい

土地を購入して家づくりをする場合は、1,000万円台の予算では難しいケースが多いです。

土地費用を加えると、建物にかけられるお金が1,000万円を切る可能性が高く、現実的ではありません。

エリアごとの土地相場を把握し、適した資金計画を立てましょう。

▷関連コラム：無理なく返せる住宅ローンの借入額と返済額｜年収500・600・700・800万円でシミュレーション

1,000万円台の家の広さはどのくらいか

1,000万円台の予算の場合、どのくらいの広さの家を建てられるのでしょうか。

建物本体の予算が1,999万円あると仮定したときに、採用できる広さを坪単価別に確認しましょう。

30坪台の住宅を建てられることが分かりました。

ただし、上記の坪単価は消費税を加味していないため、実際にはもう少しコンパクトな住まいになることが想定できます。

1,000万円台の家の住宅実例と間取り図を紹介

1,000万円台の家の住宅実例と間取り図をご紹介します。

【NORDIC HOUSE】本体価格1,550万円（税込）

北欧風のデザインを採用した「NORDIC HOUSE」です。

シンプル×ナチュラルな内装が問う口調的で、吹き抜け階段や大きな窓が3つ並んだリビングは開放感があります。

【外観パース】

三角屋根とアースカラーの外壁が特長的な北欧風デザインの住まいです。

窓周りのモールや木製バルコニーなど、細部のディテールまでこだわっています。

【間取り図：延床面積 約32.81坪】

1階は開放感のあるLDKに和室が隣接する間取りです。

コミュニケーションが取りやすい一直線のLDKは家族の会話も弾みます。

2階は3部屋の居室と大きな吹き抜けがある間取りです。

それぞれの居室に十分な広さと使いやすい収納が付いています。

参考：【公式】NORDIC HOUSE（ノルディックハウス） – ナチュラルスタイルな北欧風の家。 | LIFE LABEL（ライフレーベル）

【ZERO-CUBE TOOLS】　本体価格1,650万円（税込）

「住む前も、住んでからも家づくりを楽しみ続ける家」をコンセプトに作られた家です。

有孔ボードを壁材に採用した個性的な内装デザインで、棚やインテリアを自由にカスタマイズできます。

【外観パース】

木目とグレーの組み合わせがおしゃれなキューブ型の外観です。

真四角の大きな窓がアクセントになっているなど、シンプルながらもデザインの節々に遊び心があります。

【間取り図：延床面積29.80坪】

1階はLDKと水回りのシンプルな間取りです。

玄関から直接キッチンへ行けたり、水回りが一直線につながっていたりと、効率の良い動線が確保されています。

2階は3つの居室と吹き抜けがある間取りです。

それぞれの部屋に2面の窓が付いているため、十分な採光と風通しが確保できます。

参考【公式】ZERO-CUBE TOOLS（ゼロキューブツールズ） – 住むが、一生の趣味になる。 | LIFE LABEL x toolbox

【ZERO-CUBE KAI】　本体価格1,650万円（税込）〜

中庭を囲むように空間がレイアウトされた住まいです。

LDKと中庭がつながる窓は全開口できるため、屋外も部屋の一部のような感覚で使うことができます。

【外観パース】

単色のガルバリウム鋼板のキューブ型住宅に、小さな窓がバランスよく並びます。

室内の開放感とのギャップを楽しめるような外観デザインです。

【間取り：延床面積33.53坪】

住まいの中心に中庭があり、LDK・和室・洗面脱衣所から出入りができます。

玄関ドアを開けた正面にも大きな窓を配置し、中庭の開放感を味わえる間取りにしました。

2階は居室3部屋とホール、バルコニーがある間取りです。

中心部が吹き抜けになっているため、2階からも中庭の景色を楽しむことができます。

参考：【公式】ZERO-CUBE 回 KAI（ゼロキューブ カイ） – 中庭のある暮らし。シンプルな四角い家。 | LIFE LABEL（ライフレーベル）  

山梨・甲府で「1,000万円台の家」を検討中の方は、入沢工務店へお問い合わせください。

「ZERO-CUBE」を始めとした充実した商品ラインナップの中から、お客様に合う住まいをご提案いたします。

ローコストの家づくりを実現するためのコツと注意点

ローコストの家づくりを実現するためのコツと注意点をご紹介します。

①不要な空間や設備を取り入れない

ご家族にとって不要な空間や設備を取り入れないことが、費用を抑えるために大切です。

無駄な廊下や広い部屋、そして流行りの間取りや設備などは、採用しても後悔につながるかもしれません。

ご家族のライフスタイルをしっかりと振り返り、本当に必要な間取りや機能性を取り入れた住まいを検討しましょう。

②建物・屋根形状をシンプルにする

建物や屋根形状はシンプルにすることで、建築費用やリフォーム費用を抑えることができます。

• 建物形状：凹凸のないキューブ型など
• 屋根形状：片流れ屋根や切妻屋根など

シンプルな建物・屋根形状でも、配色や窓の工夫によって外観のデザイン性を高めることは可能です。

また、凹凸のない総二階の家は耐震性を高めやすいなど、費用以外のメリットもあります。

▷関連コラム：「総二階」のかっこいい外観実例とメリット・デメリット｜おしゃれにするコツも

③オプションの予算額を決めておく

予算オーバーを防ぐために、オプションの予算額を決めておくことがポイントです。

オプション費用を差し引いた分の金額が明確になっていれば、具体的な坪数や設備などを検討しやすくなります。

闇雲にオプションの予算を考えるのではなく、事前に採用したいオプションを検討し、金額を把握しておくことも大切です。

④性能は妥協しない

家づくりの費用を抑えるために、断熱などの性能を下げるなどの方法もありますがおすすめしません。

なぜなら、性能を下げると住まいの安全性や快適性に大きく影響するからです。

性能を向上させるリフォームは高い費用がかかるため、新築時に妥協しないようにしましょう。

⑤ランニングコストを考慮する

住んでからかかる費用を考慮して、外装材や性能を選ぶことをおすすめします。

初期費用ばかりを気にして家づくりをした場合、高いランニングコストがかかる可能性があるからです。

• 安価な外壁材や屋根材を採用した：塗装の頻度が高いためメンテナンス費がかかる
• サッシのグレードを下げた：断熱性能が下がってしまい、毎月高い冷暖房費がかかる

住んでから後悔しないために、ランニングコストも考慮して家づくりを進めましょう。

⑥予算に合わせた提案をしてくれる住宅会社を選ぶ

費用を抑えた家づくりを実現するためには、住宅会社選びも大切なポイントです。

予算に合わせた提案をしてくれるような会社なら、限られた費用の中で様々な工夫を取り入れることができます。

ベースとなる坪単価が高い場合、費用を抑えることが難しいケースが多いため、予算に合った価格帯の住宅会社を選びましょう。

高品質な規格住宅なら1,000万円台でもデザイン性を高めやすい

おしゃれな1,000万円台の家を建てたい方には、注文住宅だけでなく「高品質な規格住宅」も検討してみましょう。

規格住宅はあらかじめ間取りやデザインのベースが決められていますが、商品によっては自由度が高く、自分の好みに合わせてカスタマイズできます。

また、デザイン性が優れた規格住宅を選べば、標準仕様を中心に組み合わせた注文住宅よりも、おしゃれに仕上げられるケースも少なくありません。

規格住宅にもさまざまな商品がありますので、比較しながらご自身の理想に合うものを選ぶことが大切です。

▷関連コラム：規格住宅をおしゃれにする7つのコツ｜山梨で価格・デザインにこだわった家づくりを

山梨・甲府で「1,000万円台の家」を検討中の方は、入沢工務店へお問い合わせください。

お客様のご予算やご要望に合わせて、規格住宅から注文住宅まで幅広くご提案いたします。

まとめ

「1,000万円台の家」は建物の面積や仕様、設計時の工夫次第で実現可能です。

注文住宅で間取りの自由度を優先する方法もあれば、デザイン性の高い規格住宅でおしゃれな住まいを建てる方法もあります。

費用を抑えた家でもデザインや住み心地に妥協しないことが大切なため、予算オーバーを防ぐ工夫を取り入れつつ、理想の暮らしを提案してくれる住宅会社に相談しましょう。

▷関連コラム：土地抜きなら2,000万円の家は建てられるのか｜予算の考え方、ローン返済額、間取り実例を解説 

監修者情報

入沢工務店編集部

入沢工務店編集部です。私たちのミッション（使命）は、笑顔あふれる幸せをつくるために『自立』『信頼』『成長』する企業として家をつくり続けることです。 私たちは家に、住む人、担う人、つくる人それぞれの家族が、笑顔あふれる幸せな生活をプロデュースするために、正道を歩み、向上心を持ち続け知識・技術を磨き続ける集団として、地元山梨に活力を与えることのできる企業を目指します。

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