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上品な印象の「グレー」とナチュラルな「木目」は、どちらも人気のある色・素材です。
色味が異なるグレーと木目ですが、組み合わせによっては、スタイリッシュさと温かみを融合させたおしゃれな外観をつくることができます。
そこで今回は山梨・甲府の『入沢工務店』がグレーと木目を組み合わせた家のおしゃれな外観事例をご紹介します。
グレーと木目に対応できる外壁材の種類やデザイン性を高めるポイントも解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
| このコラムのポイント |
|---|
| ●グレーと木目は相性の良い組み合わせであり、ナチュラルモダンなどの外観デザインにしたい方におすすめです。
●グレーをメインの外壁にして、木製外壁を張り分けてアクセントにするだけでなく、軒天や玄関ドアにワンポイントで木目を取り入れる方法などがあります。 ●様々なグレーや木目の外壁材に対応でき、イメージに合う色味やトーンを提案してくれるような、設計力のある住宅会社への相談をおすすめします。 |
「グレーと木目を使ったおしゃれな外観」を検討している方は、ぜひ最後までご覧くださいね。
「グレー×木目」を組み合わせた家｜おしゃれな外観事例
グレーと木目を組み合わせた家のおしゃれな外観事例をご紹介します。
「ライトグレー×木目」のナチュラルモダンな外観
（施工事例：山梨県笛吹市A様邸 ZRRO-CUBE+BOX+GARAGE）
ライトグレーの外観に木製外壁を合わせた外観です。
明るめの木目や白のサッシを取り入れ、グレーが持つスタイリッシュな雰囲気に、ナチュラルな柔らかさをプラスしました。
建物の南面には、玄関周りの木製外壁と同色のウッドデッキを採用し、建物全体に統一感を持たせています。
「グレー×木目×黒」がかっこいいシンプルモダンな外観
グレーの塗り壁に、濃淡の美しい木目がアクセントとして映える平屋の外観です。
外観全体に対して木目の面積は小さいですが、しっかりした存在感を放ちます。
サッシや屋根には黒を取り入れて、グレーや木目とメリハリを付けました。
▷関連コラム：おしゃれな平屋の外観・間取り実例を画像でご紹介｜人気のモダン・シンプルデザイン
3色をバランスよく配置した「グレー×木目」の家
グレーと黒の塗り壁に、木目の外壁を合わせた事例です。
外観の3色使いはコーディネートが難しい場合もありますが、モノトーンカラーと木目ならナチュラルに調和するおしゃれな外観に仕上がります。
中心にグレーの外壁を配置して、スタイリッシュな黒い外壁のナチュラルな木目を中和させ、全体のバランスを整えました。
袖壁と軒天に木目をプラスしたグレーの家
袖壁の内側と軒天に木製外壁を取り入れた事例です。
- 袖壁：メインの建物からせり出した壁
- 軒天：建物からせり出した屋根の部分
建物の輪郭に沿って木目を取り入れることで、外観の存在感が増し、より奥行きと立体感が生まれています。
メインの外壁には、無地でシンプルなグレージュのサイディングを選び、木目のデザイン性が引き立つようにしました。
グレーの外観に木目の玄関ドアをプラス
（施工事例：山梨県甲府市Ｓ様邸 ZERO-CUBE+BOX CUSTOM）
外壁はツートンカラーのグレーで仕上げ、木目の玄関ドアを合わせた事例です。
無機質な印象を与えやすいグレーの外観には、ワンポイントで木目を取り入れることで、温かみや親しみやすさをプラスできます。
玄関ドアには、木目の美しさをより感じられるように、小窓や装飾などが付いていないシンプルなデザインを選びました。
山梨・甲府で「グレーと木目を使ったおしゃれな外観」を検討中の方は、入沢工務店へお問い合わせください。
施工事例ではおしゃれなナチュラルモダンな外観を多数ご紹介しております。
グレーと木目に対応できる外壁材の種類
グレーや木目を採用できる外壁材の種類をご紹介します。
窯業系サイディング（グレー・木目両方）
窯業系サイディングは、セメントと木材繊維などを混ぜて加工した板状の外壁材です。
色柄のバリエーションが豊富で、グレー単色や木目がプリントされたものもあります。
グレーと木目の両方をサイディングで仕上げても良いですし、他のサイディングと組み合わせてもおしゃれです。
窯業系サイディング費用が抑えやすいというメリットがありますが、グレードによってはメンテナンス費用がかかりやすいため、慎重に検討しましょう。
▷関連コラム；グレーのサイディング外壁のおしゃれな施工事例｜ツートンや木目と組み合わせたモダン住宅
ガルバリウム鋼板（グレー・木目両方）
金属系サイディングであるガルバリウム鋼板は、スタイリッシュな外観デザインに仕上げたいときにおすすめです。
豊富なカラーバリエーションの無地のガルバリウム鋼板の他に、木目が表面にプリントされた商品もあります。
一般的にはグレーのガルバリウム鋼板に、サイディングや木製外壁を合わせて木目を取り入れるケースが多いです。
光沢感のあるグレーのガルバリウム鋼板は、日に当たるとシルバーっぽく見える可能性もあるため、屋外でサンプルをチェックすることをおすすめします。
▷関連コラム：おしゃれでかっこいいガルバリウムの外観実例｜メリット・デメリットや価格相場も解説
タイル（グレー・木目両方）
タイルは高級感や重厚感のある外観に仕上げたい方におすすめの外壁です。
グレーのタイルは取り扱いが多く、メーカーによっては木目柄のデザインタイルもあります。
全体をタイルで施工する方法もありますが、比較的高価な外壁材のため、玄関周りなどワンポイントで取り入れる方も少なくありません。
塗り壁（グレーのみ）
調色がしやすい塗り壁は、グレーの色味やトーンにこだわりたい方におすすめです。
ライトグレーやダークグレーなどの濃淡だけでなく、ブルーグレーやグレージュなど幅広い色味に対応できます。
塗り壁は凹凸感のないさらっとした風合いに仕上げられるため、木目と調和しやすく、柔らかでナチュラルな外観にしたい方にもぴったりです。
塗料を手塗りやスプレーで施工する塗り壁は、木目のような模様をつくり出すことはできません。
天然木（木目のみ）
木製外壁は、本物の木ならではの風合いが美しく、経年変化による色の移り変わりも楽しめます。
木材を塗装すればグレーっぽい木目をつくり出せますが、一般的には木材本来の色味を活かすケースが多いです。
天然木の外壁は他の外壁材と比べて、塗装などのメンテナンスの頻度が高いため、事前に内容を確認することをおすすめします。
【グレー×木目の家】外観のデザイン性を高める6つのポイント
グレーと木目を使った外観の、デザイン性を高めるポイントをご紹介します。
①テイストに合う外壁材の種類を決める
外壁材によって外観の印象は大きく変わるため、採用したいテイストに合う素材を選びましょう。
テイスト別に木製外壁と相性の良いグレーの外壁材をご紹介します。
- ナチュラルなデザイン：グレーの塗り壁
- シンプルなデザイン：グレーの窯業系サイディング
- スタイリッシュなデザイン：グレーのガルバリウム鋼板
- 高級感のあるデザイン：グレーのタイル外壁
それぞれの外壁材が持つイメージを理解することが大切ですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
木製外壁ではなく「木目調のサイディング」を選んでも問題ありませんが、より質感やデザイン性にこだわりたいなら天然木をおすすめします。
②グレーと木目の色味・トーンにこだわる
グレーと木目の色味やトーンにこだわることも大切なポイントです。
それぞれの色味やトーンの一例をご紹介します。
| グレー | 木目 | |
|---|---|---|
| 色味 | ・ブルーグレー
・グレージュ ・チャコールグレー ・モスグリーン |
・ナチュラルな茶色
・黄味が強い茶 ・赤味が強い茶 ・白やベージュ系 ・グレーや黒系 |
| トーン | ・ライトグレー
・ダークグレー |
・ライトブラウン
・ダークブラウン |
グレーや木目の中にも様々なバリエーションがあります。
例えば、ブルーグレーに赤味が強い茶色の木目は違和感が出るケースもあるなど、単色の美しさだけでなく全体のバランスを考えることが大切です。
サンプルや外観パースなどを確認しながら、色の組み合わせを考えてみてくださいね。
③バランスの良い張り分けを考える
外壁にグレーと木目の2種類を採用する場合は、バランスの良い張り分けを考えましょう。
シンプルなグレーの外壁の面積を広く取り、木目の割合を少なくする張り分け方法が一般的です。
グレーの面積が広い外観は、スタイリッシュで上品な雰囲気を演出でき、木目の面積が広いほどナチュラルで優しい雰囲気の外観になります。
| ワンポイント |
|---|
| 基本的に、外壁の張り分けは建物形状の凹凸を活かします。
下の事例のように、凹凸の奥まった部分の外壁を張り分けると自然です。
凹み部分に異なる外壁を使うことで、奥行きを感じられる外観に仕上がります。 階ごとに外壁の色を変えるツートンデザインや、建物のブロックごとに色分けするような大胆な張り分けは、個性的で目を引く外観を採用したいときにおすすめです。 |
④外壁以外の取り入れ方も検討する
グレーの外観に木目を取り入れる方法は、外壁の張り分け以外にもたくさんあります。
- 軒天
- 玄関ドア
- デッキやポーチのタイル
- ウッドデッキ
- サッシ
- 木製格子
木目を控えめに取り入れたいなら、デッキや玄関ポーチに木目調タイルの採用がおすすめです。
タイルは施工範囲が床面のため主張が強くないため、グレーの上品な印象を崩さず、ナチュラルに木目を取り入れられます。
一方で木目をアクセントにしたいなら、玄関ドアやウッドデッキなど、遠目でも存在感のある素材を選びましょう。
また、天然木を取り入れたい場合は、外観デザインを高められる「板張りの軒天」や「木製格子」がおすすめです。
⑤夜も美しく見せる工夫をする
グレーと木目を組み合わせたおしゃれな外観は、夜の魅せ方にもこだわりたいものです。
上の事例のような表面が滑らかなグレーの塗り壁は、光の屈折が起こりにくいため、照明本来のやわらかな光と影の広がりを壁面に映し出します。
また、木目はライトアップによって濃淡の美しさを強調できる点が特徴です。
木目に光が当たるようにスポットライトやブラケットライトを施工すれば、明るく照らされて美しい質感が際立ちます。
日中は上品で落ち着いた「グレー×木目」の外観を楽しみ、夜は照明の工夫で違った表情を引き出してみてくださいね。
⑥室内からの見え方も意識する
窓からグレーと木目の外観が見えるなら、室内とのつながりを意識することもポイントです。
内装にも同じ色味や素材を取り入れれば、外観と統一感があるおしゃれな空間を演出できます。
上の事例では、軒天の木目と似ている床材やダイニングテーブルを選びました。
また、リビングドアやアクセントウォールに、外壁と同じグレーを取り入れています。
特に大きな掃き出し窓などがある空間は、室内外のつながりを感じやすいため、共通する色や素材を内装に採用してみてくださいね。
山梨・甲府で「グレーと木目を組み合わせたおしゃれな外観」を検討中の方は、入沢工務店へお問い合わせください。
施工実績が豊富なスタッフが、お客様のご要望に沿ったグレーと木目のナチュラルモダンな外観をご提案いたします。
まとめ
上品な印象を持つ「グレー」と温かみのある「木目」は相性の良い組み合わせです。
グレーと木目を取り入れた外観には、外壁を張り分ける方法のほか、軒天や玄関ドアなどに木目を使う方法などがあります。
理想とする外観デザインのテイストによって、バランスや取り入れるべき場所が変わるため、提案力のある住宅会社への相談がおすすめです。
▷関連コラム：グレーの家を建てる6つのメリットと外観の施工事例｜外壁や色選びのコツも解説
監修者情報
入沢工務店編集部
入沢工務店編集部です。私たちのミッション（使命）は、笑顔あふれる幸せをつくるために『自立』『信頼』『成長』する企業として家をつくり続けることです。 私たちは家に、住む人、担う人、つくる人それぞれの家族が、笑顔あふれる幸せな生活をプロデュースするために、正道を歩み、向上心を持ち続け知識・技術を磨き続ける集団として、地元山梨に活力を与えることのできる企業を目指します。
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