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コラム

住まいの豆知識

【玄関の土間収納】メリット・デメリットと失敗しないためのコツを解説

【玄関の土間収納】メリット・デメリットと失敗しないためのコツを解説

玄関はその家の印象を決める重要な場所です。

そして、毎日頻繁に通る場所だからこそ、いつも整理整頓したいですよね。

そこでおすすめなのが、玄関土間収納やシューズインクローゼットです。

しかし、単に土間へ収納を配置すればいい訳ではありません。

使いづらいと単なるデッドスペースになってしまいます。

そこで、今回は「玄関土間収納・シューズインクローゼット」のメリット・デメリットや、失敗しないためのポイント、活用方法・設備・広さなど多くの方が気になる疑問へお答えします。

これからマイホームを建てる方やリノベーションしたい方は、ぜひ参考にしてください。

 このコラムのポイント

● 玄関土間収納には、メリット・デメリットの両側面があるため、間取りを失敗しないためにはどちらも知っておくことが重要です。

● 玄関土間収納を考える際は、活用方法・設備・広さをじっくり検討してください。

● 入沢工務店は、山梨にオフィスを構え“地元密着”をコンセプトに、高性能でスタイリッシュな注文住宅や建築家とのコラボ住宅を数多く手がけています。



Contents

広い土間のある家が増えています

広い土間のある家が増えている理由
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近年、広い土間を採用する住宅が増えています。

雑誌などでも「土間のある家」の特集が組まれるほど、人気が高まっているのです。

土間は、靴を脱ぐ生活様式である日本において欠かせない場所です。

古くは玄関だけではなく、台所(キッチン)や作業場として家の間取りへ取り込まれてきました。

ところが、人々の暮らしが洋式になるにつれ、土間の存在は重要視されず、最小限に抑えられてしまったのです。

しかし、最近は屋内外の中間領域的スペースとして、生活の質をあげてデザイン性を高める目的で取り入れられる事例も少なくありません。

ポイント

玄関土間を広くすると、家に入った際に開放的で高級感漂う印象になります。

また、靴を履いたままアクセスできる大容量の玄関収納である「シューズインクローゼット」を作れる点もポイントです。




玄関土間収納・シューズインクローゼットのメリット

玄関土間収納・シューズインクローゼットのメリット
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靴を履いたままアクセスできる玄関土間収納は、シューズインクローゼットやシューズクローク、エントランスクロークなどと呼ばれ、最近、多くの住宅へ採用されています。

その理由は、いくつものメリットがあるからです。

では、ひとつずつ詳しく見てみましょう。


「汚れた物でも収納できる」

室内にある収納と異なるのは、汚れたものでも気にせず収納できる点です。

庭を十分取れるスペースでしたら屋外に物置を設置することもできますが、最近の住宅地ではそれが叶わないケースも少なくありません。

玄関土間収納があれば、掃除用具やガーデニング用品、お子さんの遊具、アウトドア用品、工具、ペット用品など、使った後そのまま室内へ持ち込むのをためらってしまうものも、気兼ねなく収納できます。

「外で使う大きな物を収納しやすい」

日常的に使うベビーカーや、屋外に置くのが心配な自転車など、日常的に使う大きなものをしまうのにも玄関土間収納はぴったりです。

玄関ポーチから段差がなく床が続いているため、レイアウトを工夫すれば、スムーズに出し入れできます。

「玄関を整理整頓しやすい・雑多になりにくい」

「玄関が家族の靴でいっぱい」とお悩みの方も多いでしょう。

家族がたくさんいるご家庭では、玄関収納がないと土間が雑多になりがちです。

家族の靴を玄関土間収納へすぐにしまえるようにしておけば、急な来客でも慌てませんし、生活感のないすっきりとした玄関を保てます。

「室内へ花粉などを持ち込まない」

玄関土間収納にコートやカバンを掛けられる場所を作っておけば、帰宅した際に花粉やPM2.5などのチリ、黄砂などを室内まで持ち込みません。

また、小さいお子さんのいるご家庭では、玄関にカバンなどを置けるようにしておくと、自分で忘れ物しないように管理できます。

「動線が混雑しにくい」

家族が同じ時間に外出する場合、どうしても靴を取り出したり履いたりするタイミングが重なって、玄関の動線が混み合ってしまいますよね。

玄関土間収納があれば、靴を選ぶ人と靴を履く人の動線が分かれるため、スムーズに出かけられるようになります。

玄関の上がり框だけではなく、玄関土間収納からも室内へアクセスできるようにして、2方向から外出・帰宅できる間取りが人気です。

「買い物した物を収納するのが楽」

玄関土間収納に日用品のストックも置ければ、買い物帰りに大きな物や重い物を家の奥まで運ぶ必要がなくなります。

キッチンやパントリーへ直接アクセスできるようにしておけば、靴のまま食品などを運び込めるのでさらに家事が楽になるのでおすすめです。




玄関土間収納・シューズインクローゼットのデメリット・注意点と対策

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玄関土間収納にはメリットがある反面、使い方をじっくりイメージして作らないと、無駄なスペースになりがちです。

間取りを失敗しないためにも、玄関収納のデメリットや注意点も知っておきましょう。

「その他の床積が狭くなる」

使いやすく収納量の多い玄関土間収納を作れば、必然的にその他スペースの床面積は狭くなります。

そのため、玄関土間収納を作る際は、1階に配置するその他スペースとのバランスを十分チェックしましょう。

スペースに限りがある場合は、キッチンのパントリーやランドリールームなどと兼用にするプランもおすすめです。

「プランによっては物を出し入れしにくくなる」

玄関土間収納の奥が突き当たりになっているウォークインタイプの場合、物を入れすぎると奥にしまった物を出し入れしづらくなり、“開かずの物置”状態になりかねません。

便利な玄関土間収納にするためには、「何がどこにどのくらいしまってあるのか」を確認しやすいプランにしましょう。

「収納計画によってはデッドスペースになる」

玄関土間収納から室内へ通り抜けできるウォークスルータイプも人気ですが、通路のスペースが必要になるため、デッドスペースが増える可能性があります。

また、無計画に棚などをつけると、しまいたいものがしまいきれず、うまく活用できないリスクもあります。

そのため、玄関土間収納のプランを考える際は、「何をどこにどれくらいしまいたいのか」をご家族で話し合って十分シミュレーションすることが重要です。

「湿気や臭いがこもりやすい」

玄関土間収納は、一日中履いていた靴や雨に濡れた傘など、湿気の多い物をしまう場所です。

そのため、空気が澱んで臭いが気になるという方も少なくありません。

特に、行き止まりになっているウォークインタイプは空気がこもりやすいので要注意です。

十分換気できるように、窓や換気扇を設置しましょう。

「動線が長くなる可能性も」

玄関の上がり框との位置関係によっては、帰宅動線や外出動線が長くなる場合もあります。

いくら便利でも、遠回りするようでは、使うのが面倒になってしまいますよね。

そのため、玄関土間収納を配置する場合は、外出・帰宅時の行動をイメージし、出来るだけ無駄に動線が長くならないように注意しましょう。



玄関土間収納に関するFAQ|活用方法・設備・広さ

広い土間のある家が増えている理由
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ここでは、玄関土間収納・シューズインクローゼットを作りたい方からよくいただく質問を紹介します。

Q.「玄関土間収納には何を入れる?」

A.「靴だけではなく色々な物をしまえます。」

先ほども紹介しましたが、玄関土間収納には、靴以外にも色々なものがしまえます。

  • ベビーカーや三輪車、自転車、遊具など
  • アウトドア用品やDIY用品、ガーデニング用品
  • ペットフードやペットトイレのストックやブラシなどのペット用品
  • 水やトイレットペーパーなど重くて大きな日用品ストック
  • 防災グッズ


汚れているものや普段外で使うもの以外に、衛生面で室内にはあまり保管したくないペット用品や避難時にすぐ取り出したい防災グッズを保管するのもおすすめです。


Q.「玄関収納にコンセントはいる?その他便利な設備はある?」

A.「こまめに掃除したい方はコンセントを設置しましょう。」

玄関土間収納にコンセントがあると、こまめに掃除機をかけられますし、土間でDIYの作業をしたり防災グッズとして便利な非常用バッテリーを充電するのにも便利です。

コロナ禍以降、手洗い器を設置する家も増えています。

臭いや湿気が特に気になる方は、天井埋め込み型イオン発生器(例:Panasonic・天井埋込形ナノイー発生機「エアイー」)や、壁設置型除湿乾燥機(例:DAIKIN・住まい向け除湿乾燥機 カライエ)がおすすめです。

消臭イオン発生器や除湿乾燥機は置き型タイプもありますが、スペースが限られ人が出入りして常にいる場所でない場合は、一日中連続運転が可能な天井・壁埋め込み型がおすすめです。


Q.「ウォークインタイプとウォークスルータイプどっちがいい?」

A.「収納量重視なら“ウォークインタイプ”、取り出しやすさや動線の効率性を重視するなら“ウォークスルータイプ”がおすすめです。」


玄関土間収納には、出入り口が1箇所で奥が行き止まりの「ウォークインタイプ」と、出入り口が2箇所あり通り抜けできる「ウォークスルータイプ」があります。

それぞれメリット・デメリットがあるので、使い方に合わせてどちらが良いかじっくり検討してください。

【ウォークインタイプ】

メリット・出入り口以外の壁3面を収納にできる。
デメリット・1方向からしか出入りできないため、動線が長くなりがち。
・広さによっては奥にしまった物を出し入れしにくい。

【ウォークスルータイプ】

メリット・2方向から出入りできるため、室内への動線を短くできる。
デメリット・出入り口が2箇所になるため、収納を設置できる面積が減る。
・通り抜けるための通路スペースが必要。(=広いスペースを確保しなくてはいけない)


Q.「どのくらいの広さが必要?1畳あればいいって本当?」

A.「1畳でも成り立ちますが、間取りや使い方によってはもう少し広さが必要です。」

靴や傘などをしまうウォークインタイプの玄関土間収納であれば1畳でも成り立ちます。

しかし、自転車やベビーカーをしまう場合や、ウォークスルータイプにする場合は、最低でも2畳、できれば3畳程度のスペースを確保するのがおすすめです。

ちなみに、玄関土間収納にしまうであろう物の収納必要スペースは以下の通りです。

しまう物収納必要スペース

(成人男性用1足あたり)
幅25cm
高さ13 〜15cm

(成人女性用1足あたり)
幅20cm
高さ10 〜15cm
傘立て
(傘を入れた状態)
奥行き20〜30cm
幅20〜30cm
高さ60〜80cm
ベビーカー
(畳んだ状態)
奥行き30〜40cm
幅60〜80cm
高さ90cm


これら以外に何をしまいたいかをリストアップして、どのくらいの広さが必要なのか建築会社と相談しましょう。

【おすすめコラム】
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山梨・甲府エリアで「後悔のない家づくり」を実現させたい方は入沢工務店へご相談を

施工エリア

私たち“入沢工務店”の施工エリアは、「甲府市・山梨市・韮崎市・南アルプス市・甲斐市・笛吹市・甲州市・中央市・昭和町」です。

地元密着で家づくりと向き合ってきた私たちだからこそ、地域特性を踏まえた住まいをお手伝いできます。

「住む人とつくる人、そのお互いの顔が見える家づくりの大切さ」

この理念を常に意識して、お客様一人一人に寄り添いながら少数精鋭のプロ集団で家づくりに取り組んでいますので、年間に携われる棟数は決して多くはありません。

しかし、地元の方に満足していただける工務店であり続けられるよう、お客様の声に常に耳を傾けています。

「豊かなデザイン力」
「長年培った確かな技術」
「常にトレンドを取り入れる探究心」
「お客様に寄り添った提案力」

これこそ私たちの強みです。

「地域に根づく家を建てたい」「快適なマイホームにしたい」とお考えの方は、是非一度私たちにご相談ください。


まとめ|玄関土間収納を失敗しないためにはメリットだけではなくデメリットも知っておくことが肝心

玄関土間収納を失敗しないためには、メリットだけではなくデメリットも知っておくことが重要です。

そして、「何を・どこに・どのくらい」しまいたいのかや、「誰がどのタイミングで」物を出し入れするのかをイメージして間取りプランを検討することも重要です。

私たち入沢工務店は、“地元密着”をコンセプトに、山梨県甲府市周辺でリーズナブルな価格で高性能かつスタイリッシュな注文住宅を数多く手掛けてきました。

玄関土間収納・シューズインクローゼットのある家の設計施工実績も豊富です。

私たちの強みは、お客様を一生お付き合いを続ける家族だと思い、その家族が心から幸せになる家づくりを理念としている点です。

セミカスタマイズできる規格住宅から、完全自由設計の注文住宅、建築家とのコラボ住宅を多数手がけていますので、山梨県で家づくりを始めたい方は、どうぞお気軽にご相談ください。

既存住宅のリノベーションも承っています。


監修者情報

入沢工務店編集部

入沢工務店編集部

入沢工務店編集部です。私たちのミッション(使命)は、笑顔あふれる幸せをつくるために『自立』『信頼』『成長』する企業として家をつくり続けることです。 私たちは家に、住む人、担う人、つくる人それぞれの家族が、笑顔あふれる幸せな生活をプロデュースするために、正道を歩み、向上心を持ち続け知識・技術を磨き続ける集団として、地元山梨に活力を与えることのできる企業を目指します。

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