Category header bg 01 Category header bg 02 Category header bg 03 Category header bg 04 Category header bg 05

コラム

住まいの豆知識

「熱交換換気システムはいらない」って本当?デメリットや費用について徹底解説

熱交換換気システムとは

高性能住宅設備として最近注目されているのが、「熱交換換気システム」です。

真冬でも空調効率を下げることなく、常に新鮮な空気の中、室内で過ごせます。

ところが、インターネットやブログ、SNSでは「いらない」という意見も見かけます。

そこで、今回は「熱交換換気システム」の基礎知識からメリットや、「いらない」と言われてしまう理由、その他多くの方が気になる疑問にお答えします。

これからマイホームの新築やリノベーションを検討する方は、ぜひ参考にしてください。

 このコラムのポイント

●「熱交換換気システム」とは、快適な室内環境を作り、省エネにもつながる高性能設備です。

●「熱交換換気システム」の導入を後悔しないためには、適切な商品の選び方や使い方のコツなどを知っておくことが重要です。

● 入沢工務店は、山梨にオフィスを構え“地元密着”をコンセプトに、高性能でスタイリッシュな住宅を数多く手がけています。




熱交換換気システムのメリットは?どうして注目されているの?

熱交換換気システムのメリット


「熱交換換気システム」とは、換気に伴って高温から低温へと移動する熱エネルギーを一度回収して、空調機器に戻す仕組みです。

熱交換器の仕組み
(引用:Panasonic|気調システム



熱エネルギーもそのまま空気と一緒に排出してしまう従来の換気設備と比べて、高い省エネ効果があります。

この熱交換換気システムが住宅へ普及した背景には、2003年にシックハウス症候群対策として実施された建築基準法改正が関係します。

改正建築基準法では、住宅にも24時間換気設備が義務付けられ、「換気回数0.5回/h(=2時間で部屋全ての空気が入れ替わる程度の換気能力)」の設備設置が必要となりました。(参考:国土交通省|シックハウス対策について知っておこう。

ところが、単に換気扇や自然給排気口を付けただけでは、冬に冷気がそこから入り込み、いつまで経っても部屋が暖まりません。

そこで一気に普及したのが「熱交換換気システム」です。

屋外の温度や天候の影響を受けず、窓を開けられない立地環境でも常時換気ができるため、新築住宅を中心に導入が進みました。

住宅が高気密化して、能動的な換気がより必要となったことも普及している理由と言えるでしょう。

では、熱交換換気システムのメリットを紹介します。

省エネになる

真冬には暖房の熱を一度回収して、外気温に加えて換気するため、省エネで光熱費削減につながります。

室温が安定する

換気の際に冷たい空気が流れ込まないので、室温を一定に保ちながら換気できます。

結露を防げる

全熱交換タイプであれば給排気の際に湿度も回収して戻すため、天候の影響を受けず、過度な湿度上昇を防げます。


このようなメリットから、最近の新築住宅へ多く採用されており、高気密高断熱住宅には欠かせないと言っても過言ではない設備と言えるでしょう。


熱交換換気システムの種類は?全館空調とどこが違う?

全熱交換換気システムのメリット


全熱交換換気システムについてお話しする前に、まず24時間換気システムの種類について解説します。

24時間換気システムは、給気・排気の方法によって主に3種類に分けられます。

【第一種換気】給排気共に機械換気であるため、計画的な空気の入れ換えが可能。
最も換気性能が高い方法。
【第二種換気】給気は機械換気、排気は自然換気で行う。
住宅の気密性能によっては、室内の湿気が壁内へ侵入し、内部結露を引き起こす可能性がある。
【第三種換気】給気は自然換気、排気は機械換気で行う。
住宅の気密性能が低いと、うまく換気できない。


24時間換気システムの種類
(引用:一般財団法人 リビングアメニティ協会

この3種類のうち、熱交換換気システムは「第一種換気」に該当します。

第一種換気システムに熱交換器を設置して、熱の回収をするのです。

この熱交換器にも種類があり、「全熱タイプ」「顕熱タイプ」に分類されます。

全熱交換器換気する際に、熱と湿気の両方を交換でき、室温だけではなく湿度も安定させることができる。
顕熱交換器換気する際に、熱のみを交換するため、外部の湿気は入り込む。
適度な湿度も室内に運べるため、夏にも涼しい寒冷地において乾燥による体感温度低下を防ぐため採用されるケースが多い。


 ポイント
最も多く導入されているのが、「全熱交換タイプ」で、全館空調システムに内蔵されているタイプの導入事例が増えています。


熱交換換気システムは、全館空調システムと併せて導入されるケースが多いですが、この2つには明確な違いがあります。

熱交換換気システムは、あくまでも主たる目的は換気であり、温度調節はできません。

一方、全館空調システムは、室温調節するための機器であり、換気はあくまでもその過程で行われているに過ぎないのです。

そのため、全館空調と熱交換換気システムは、併せて設置されることが多くても、全く別の設備だということです。


〈おすすめコラム〉

戸建&リフォームに“24時間換気システム”が必要な理由とは?

床下換気はなぜ必要?「寒い」って本当?方法や注意点を解説

木造住宅は寒い?理由と対策を住まいづくりのプロが解説





デメリットで分かる「熱交換換気システムはいらない」と言われる理由|寒いって本当?

熱交換換気システムはいらないと言われる理由

計画的な換気ができて、さらに省エネにつながる熱交換換気システムですが、「いらない」という声も見かけます。

これには、熱交換換気システムならではのデメリットがあるからです。

では、デメリットと併せて解決方法を紹介します。

導入コストがかかる

従来の「自然給気+機械排気」と比べて、第一種換気である熱交換換気システムを導入すると、設備をつなぐダクト配管や、電源工事、設置工事、当然熱交換器本体の費用がかかります。

40坪以上の住宅ですと、1台の熱交換器ではまかなえないこともありますし、建築面積が広くなるほど、ダクトも長くなり、導入コストが上がる点は否めません。

ただし、全館空調と組み合わせた場合、年間の光熱費削減が期待できるため、電気代が上がり続けている昨今では、導入する価値はあるはずです。

全熱交換器を導入後の光熱費
(引用:Panasonic|気調システム


定期的なメンテナンスが必要

熱交換換気システムのメリットを維持するためには、定期的な掃除や点検が欠かせません。

給排気フィルターや粗塵防虫フィルターの清掃は、最低でも年に1〜2回は必要です。

専門家による定期点検は義務付けられていませんが、24時間換気システムが故障すると、一気に室内の空気環境が悪くなりますし、不具合を放置して使い続ければ、設備の寿命が縮まるリスクもあります。

長時間稼働し続ける設備であるため、部品の摩耗による不具合も考えられますので、メーカーなどによる定期点検を受けるのがおすすめです。(参考:DAIKIN|全熱交換器の点検・メンテナンスで


屋外の冷気侵入を完全に防げない

窓や自然給排気口から換気するのと比べると、高い省エネ性のある熱交換換気システムですが、設置してみて「寒い」と感じる方もいます。

これは、給気口から冷気が吹き込んでくるのではなく、「想像していたよりも寒い」と感じてしまうことがあるからです。

その理由は、全熱交換器の熱回収率と熱交換率にあります。

全熱交換器の熱回収率50~70%程度
全熱交換器の熱交換率70~90%程度


熱回収率・熱交換率は部品の摩耗や劣化、フィルター詰まりなどで低下するため、場合によっては暖房熱を回収して外気に戻る過程で、熱エネルギーは35%(熱回収率50%かつ熱交換率70%の場合)まで減ってしまうということです。

冬の寒さ対策としても、定期点検やメンテナンスは欠かせないということです。





熱交換換気システムに関するQ&A|導入費用・既存住宅への後付け・使い方のコツ

熱交換換気システムに関する気になる疑問
山梨県笛吹市石和町モデルハウス|おしゃれな一戸建ての見学はコチラから


熱交換換気システムの普及が進んでいると言っても、まだまだ一般的な設備とは言い切れません。

そのため、導入を検討しているものの、気になる点があるという方も多いでしょう。

そこで、多くの方が気になる疑問に、住まいづくりのプロがお答えします。


Q.「新築住宅に設置したいがいくらかかる?」

全熱交換換気システムの導入費用は、家の大きさや間取りによって設備機器の台数やダクト長さが変わるため、かなり幅がありますが、大体のお宅で「50〜100万円程度」の追加費用がかかります。

ただし、高性能な海外製機種を採用する場合や、全館空調と組み合わせる場合は、さらにコストが上がるかもしれませんので、施工会社へ概算を聞いてみてください。


Q.「既存住宅へ後付けできる?」

熱交換換気システムを搭載した24時間換気設備は、既存住宅へ後付けすることができます。

第3種換気の自然給排気口を利用して設置できるダクトレスタイプもありますので、ご予算やリノベーション範囲に応じて、適切なものを選ぶことが重要です。

ただし、古い住宅で断熱性・気密性が低いと、熱交換換気システムを導入しても計画的な換気ができず、屋外の空気が隙間などから出入りしてしまう可能性があるため、事前に専門家へ住宅診断してもらいましょう。


Q.「熱交換換気システムのメリットをフル活用するコツは?」

全熱交換器を搭載した24時間換気システムは、稼働し続けるのが基本です。

電源を付けたり消したりしてしまうと、ダクト内に湿気が残って、ダニやカビが繁殖してしまう恐れがあります。

また、春や秋など気温がちょうど良い季節でも、稼働させなければ室内空気が汚れてしまいます。

24時間稼働し続ける以外にも、先ほどお話しした通り定期的なお手入れを行い、冬など外気が乾燥している際には、加湿器を併用するのもおすすめです。

乾燥して寒い時期に室内を適度に加湿すると、体感温度が上がり、暖房の設定温度をそこまで上げる必要がなくなります。




まとめ|計画的・効率的な換気で快適な室内環境に

熱交換換気システムは、換気の際に熱を逃さず、湿気もシャットアウトする高性能設備です。

そのため、快適な室内環境を保つためにも、ぜひ導入してみましょう。

ただし、使い方などを十分理解していないと、「いらなかった」と後悔してしまうかもしれません。

デメリットや注意点についても建築会社から十分説明を受け、ご自身にとってコスパがいいのか検討することをおすすめします。

私たち入沢工務店は、“地元密着”をコンセプトに、山梨県甲府市周辺でリーズナブルな価格で高性能かつスタイリッシュな注文住宅を数多く手掛けてきた実績があります。

今まで培った経験や知識をもとに、居心地がいいだけではなく、プラン・コスト共にお客様のご要望を叶えられる住まいをご提案いたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。


山梨・甲府エリアで快適なマイホームを建てるなら地元密着の入沢工務店へ

施工エリア


入沢工務店は山梨・甲府エリアを中心に「甲府市・山梨市・韮崎市・南アルプス市・甲斐市・笛吹市・甲州市・中央市・昭和町」で注文住宅の設計施工を行っている工務店です。

地元密着で家づくりと向き合ってきた私たちだからこそ、地域特性を踏まえた住まいを実現させられます。

「住む人とつくる人、そのお互いの顔が見える家づくりの大切さ」を常に意識しながら、お客様の理想を叶えるお手伝いをさせていただいております。

お客様一人一人に寄り添いながら少数精鋭のプロ集団で家づくりに取り組んでいますので、年間に携われる棟数は決して多くはありません。

しかし、地元の方に満足していただける工務店であり続けられるよう、お客様の声に常に耳を傾けています。

「豊かなデザイン力」
「長年培った確かな技術」
「常にトレンドを取り入れる探究心」
「お客様に寄り添った提案力」

これこそ私たちの強みです。

「地域に根づく家を建てたい」「快適なマイホームにしたい」とお考えの方は、是非一度私たちにご相談ください。


監修者情報

入沢工務店編集部

入沢工務店編集部

入沢工務店編集部です。私たちのミッション(使命)は、笑顔あふれる幸せをつくるために『自立』『信頼』『成長』する企業として家をつくり続けることです。 私たちは家に、住む人、担う人、つくる人それぞれの家族が、笑顔あふれる幸せな生活をプロデュースするために、正道を歩み、向上心を持ち続け知識・技術を磨き続ける集団として、地元山梨に活力を与えることのできる企業を目指します。

詳しいプロフィールはこちら
Facebook Instagram Twitter LINE
一覧へ戻る

家づくりに関するご相談は
こちらからお気軽にご連絡ください

C o n t a c t

    資料請求

    ※資料は、2 つまで選択できます。

    お名前

    ふりがな

    住所

    〒入力後住所が一部自動で入ります

    電話番号

    Eメール

    ご検討内容

    ご意見・お問い合わせ

    個人情報の取り扱いについて

    ご送付いただいた個人情報は厳正かつ安全に保管・管理し、お取引上のご連絡、または当社サービスのご案内・ご提案以外の目的には一切使用いたしません。個人情報の管理者、開示等の要求に関する事項、その他個人情報に関する取り扱いについては、当社プライパシーポリシーをご参照ください。

    資料請求・お問い合わせ LINE 友だち
    追加